理化学用ガラス製品

H-32について

安心の基本素材

人体にも、化学分析にも適した耐熱ガラス「H-32」

100%天然の鉱物を精製した、地球に優しい素材「耐熱ガラス」。

素材の安全性を向上させるため、製造過程で発生する泡を残さないようにするための泡きり剤も100%「天然塩」を使っています。

一般に使用されている、亜ヒ酸、アンチモンといった有害な重金属を一切使用しておりません。

お客様には安心して加工していただけることはもちろん、安心して化学分析にご使用いただける素材です。

組成 SiO2
二酸化ケイ素
Al2O3
酸化アルミニウム
B2O3
酸化ホウ素
Na2O
酸化ナトリウム
81 2 13 4

耐熱ガラスの原料

直接通電式ガラス溶融炉

「H-32」は直接通電式ガラス溶融炉で溶融されており、ガラスの均質性に優れています。

直接通電式ガラス溶融炉は、無公害な高能率電気炉として高く評価されています。

耐熱性

ガラスの耐熱性とは耐熱温度差によって示されます。

研究室などではガラス器具で急激に低温から高温に加熱したり、薬品の反応により急激な温度上昇をすることがあります。

さらに高温から急激に低温まで冷却する場合もありますが、このときガラス器具が破損しますと研究が無駄になるばかりでなく、人体に危険をおよぼすことさえあります。

したがって、実験器具は急激な温度変化に十分耐えることが必要になります。

「H-32」は膨張係数が小さく、加熱や急冷による伸び縮みが少ないという特性をもっています。

  • *JIS R 3503で規定された「ほうけい酸ガラス-1」の規格に準拠
  • *RoHS評価済。
耐熱温度差 120℃
線膨張係数 32×10-7/deg(30~330℃)
比熱 0.20cal/g・deg(20~100℃)
熱伝導度 0.0026cal/cm・sec・deg(常温で)
比重 2.23g/cm3
アルカリ溶出量 0.075ml/g(JIS R 3503-2007年準拠)
  • ※アルカリ溶出量は、空試験結果を差し引いた試料1g当たりの0.005mol/ℓ硫酸の消費ml数
  • ※膨張係数 32×10-7とは、1mのガラスが100℃温度上昇すると、0.32mm長くなるという意味です。

加工の容易性

急加熱、急冷によく耐えますので、加工時の破損による不良率が低く、加工が容易なため経済的です。

工学的特性

軟化点 820
徐冷点 560
転移点 530
歪点 520
作業点 1240
軟化点:820℃
直径0.55~0.75mm、長さ23.5cmの均一なグラスファイバーの上部10cmを5℃/minの割合で加熱したとき、ガラスが自重により1mm/minの割合で伸びる温度です。
徐冷点:560℃
徐冷温度域の最高点の温度です。この温度ではガラスの内部の歪みは実質的に15分間で無くなります。
転移点:530℃
ガラスを4℃/minの割合で加熱したとき、膨張係数が急激に大きくなり始める温度です。
歪点:520℃
ガラスの内部の歪みが4時期案いないに消える温度で、いわゆる徐冷温度域の最低点です。
作業点:1240℃
ガスバーナーで、高温加工を行うのに適した軟性を示す温度です。
安心・安全の素材を使用した幅広いラインナップ

ビーカー

ビーカー(目安目盛り付き)

ビーカー(目安目盛り付き)

耐熱性、化学的特性に優れた高品質な耐熱ガラスを使用したビーカーです。口部がフレアに開いていて持ちやすく、液だれしにくい注ぎ口です。

トールビーカー(目安目盛り付き)

トールビーカー(目安目盛り付き)

背が高く細長い形状なので持ちやすく、加熱時の液体の吹きこぼれや蒸発を抑えます。また、注ぎやすく液だれしにくい注ぎ口です。

コニカルビーカー(目安目盛り付き)

コニカルビーカー(目安目盛り付き)

くびれたネック部分は撹拌操作に適したデザインです。持ちやすく試料の混合がしやすい形状です。


フラスコ

三角フラスコ(目安目盛り付き)

三角フラスコ(目安目盛り付き)

口部は耐久性のある、肉厚リム加工が施されています。細いネックは内容物が飛び散りにくく、液体の撹拌に適した形状です。

平底フラスコ

平底フラスコ

口部は耐久性のある、肉厚リム加工が施されています。計量や撹拌、培養に幅広くお使いいただけます。

丸底フラスコ

丸底フラスコ

丸底形状は、加熱時、熱の伝わりが均一で、かつ圧力の変化に強い形状です。薬品の反応、撹拌、加熱、冷却など幅広くお使いいただけます。

なすフラスコ

なすフラスコ

口部は割れにくい肉厚リム加工が施され、本体は圧力の変化に強いフラスコです。また、内容物が出しやすく、洗いやすい形状です。

ケルダールフラスコ

ケルダールフラスコ

口部は割れにくい肉厚リム加工が施されています。また、加熱時に内容物の蒸発を促進する形状です。


平底蒸発皿/結晶皿、ガラス管、生地

平底蒸発皿

平底蒸発皿

液だれしにくい注ぎ口です。ブロー成形により底の肉厚が均一なので、加熱ムラが少なく溶媒の蒸発を促進します。

ガラス管

ガラス管

伸びがよく加工しやすい材質です。

生地

生地

ガラスの伸びがよく加工しやすい材質です。結果的に加工時間短縮につながります。
国内生産ですので、供給面でも加工に関しても安心してお取扱いいただけます。
「生地」は他にも多品種揃えております。


信頼をお届けするHARIOの耐熱ガラス